脱毛＝痛いというイメージをお持ちではありませんか？
ネットの口コミを見てみると「思ってたより痛くない！」という声が多いですが、中には「激痛だった」という人もいるので不安になってしまいますよね。
そこで今回は、脱毛の痛みの原因と、痛みを最小限にするための方法をご紹介します。
目次
脱毛方法によって痛みに違いがある
脱毛には様々な方法がありますが、いま主流となっているのはレーザー脱毛と光脱毛（フラッシュ脱毛）という方法です。
レーザー脱毛＝クリニック
・医療機関でしか行えない脱毛法
・レーザーのパワーが強いので、少ない施術回数で高い脱毛効果が期待できる
・料金が高い（健康保険は適用されない）
光脱毛＝エステサロン
・エステサロンで主流となっている脱毛法
・光のパワーが弱いので施術回数を重ねる必要がある
・キャンペーンを利用すれば低価格で始められる
どちらの脱毛方法も、毛根にダメージを与えるという原理は同じですが、レーザーの出力レベルが大きく違います。
レーザー脱毛は照射パワーが強いので痛みを感じやすく、光脱毛は照射パワーが弱いので痛みを感じにくいという特徴があるのです。
ただし、クリニックの場合は痛みに耐えられなければ麻酔を使うことも可能ですし、万が一肌トラブルが発生しても医師にすぐ処置してもらえるという安心感があります。
| クリニック | エステサロン | |
|---|---|---|
| 主な脱毛法 | レーザー脱毛 | 光脱毛 |
| メリット | 短期間で脱毛完了できる | 痛みを感じにくい |
| デメリット | 痛みを感じやすい | 長期間サロンに通う必用がある |
以上の理由から、「短期間で確実に脱毛したい」という方はレーザー脱毛を、「痛みの少ない脱毛がいい」という方は光脱毛を選択すると良いでしょう。
部位や毛深さによっても痛みが変わる
光脱毛は痛みが少ないと言われていますが、施術する部位によって痛みの感じ方に多少の差があるのも事実です。
| 痛みを感じにくい | 産毛状の毛が生えている部位、皮膚が厚くて脂肪が多い部位（背中・お腹・腰など） |
|---|---|
| 痛みを感じやすい | 毛が濃くて密集している部位、皮膚が薄い部位（VIO・ワキなど） |
ということは、VIO脱毛やワキ脱毛の痛みに耐えられれば、他の部位も大丈夫と判断できますね。
痛みの例えとしてよく「ゴムではじかれるイメージ」と言われますが、それも照射の瞬間だけで、痛みを長く引きずることはありません。
また、施術の回数を重ねると毛がどんどん細く少なくなっていくので、痛みをほぼ感じなくなりますよ。
痛みの感じ方には個人差がありますが、施術を続けられないほど苦痛に感じるようなものではありません。
もし痛みや不快感を感じたとしても、スタッフに伝えればすぐに施術を中断してくれますし、照射パワー調節して弱めることも可能なので安心してくださいね。
痛みを最小限にするために気を付けたいこと
生理中の施術は避ける
生理中はホルモンバランスが崩れ、皮膚が敏感な状態になっています。
そのため、脱毛すると通常時よりも痛みやかゆみを感じやすくなったり、肌荒れを起こしやすいというリスクがあります。
生理中の予約についてはサロンによって対応が異なり、脱毛部位に関わらずNGとしているところもあれば、VIO以外の部位ならOKとしているところもあります。
しかし、体調面を考えてもあまりおすすめはできませんので、できれば生理中は避けて予約を取るようにしましょう。
ちなみに、脱毛前に薬を服用することは禁止されているので、うっかり生理痛の鎮痛剤を飲んでしまうことが無いようご注意くださいね。
日焼けしない
脱毛中は日焼けに注意しなければなりません。
脱毛機の光は黒色に反応するしくみになっているので、日焼けした状態で施術を受けると肌全体に光が反応してしまい、痛みを強く感じたり、皮膚の炎症や火傷などのトラブルを引き起こす危険性があるのです。
そもそも、日焼けしたばかりの肌は軽い炎症を起こした状態になっています。
また、紫外線の影響で水分が奪われて乾燥しています。
そのような状態で肌に刺激を与える行為をすれば、痛みを強く感じるのも当然ですね。
「肌が黒くなるほどの日焼けじゃなければ良いんでしょ？」と油断してはいけません。
日常レベルの軽い日焼けでも施術NGとしているサロンも多いんですよ。
本来のターゲットである毛根に十分なダメージを与えるためにも、脱毛期間中はUVケアを心がけてください。
カフェインの摂取に気を付ける
カフェインには神経を過敏にする作用があります。
そのため、脱毛の施術前にコーヒーや紅茶などカフェインが多く含まれている飲料を摂取すると、痛みや刺激を感じやすくなる可能性があります。
脱毛の痛みを最低限にしたいのなら、施術当日は控えたほうが良いでしょう。
体調不良の日は無理をしない
体がだるい、ひどく疲れている、睡眠不足など、体調が万全ではない状態で脱毛するのはおすすめできません。
免疫力が低下している時に施術を受けると、いつもは感じない痛みや肌トラブルを引き起こす場合があるからです。
「キャンセル料を払いたくない」「今日を逃したらまたしばらく脱毛できない」という理由で無理をしてしまう気持ちもわかりますが、もし肌に異常が現れたらしばらく脱毛をお休みすることになってしまいます。
また、脱毛前は薬の服用が禁止されていますが、薬を飲まないまま外出したらより体調が悪化してしまうかもしれません。
「キャンセル料を払いたくない」「早く脱毛完了したいから延期したくない」という気持ちもわかりますが、体調に不安がある時は無理をせず予約を変更してくださいね。
痛みに弱い方は光脱毛からチャレンジしよう
【まとめ】
クリニックのレーザー脱毛は脱毛効果が高いが、その分痛みを感じやすい。
サロンの光脱毛は施術期間が長くなるが、痛みが少ない。
施術を繰り返して毛が細くなれば痛みは感じなくなっていく。
痛み予防のため、日頃からUV対策や保湿など、肌のケアを怠らない。
体調不良時は痛みや肌トラブルが発生しやすいので無理をしない。
「脱毛＝痛い」と心配する方が多いですが、2～3ヶ月に1回、少しの痛みを我慢すればムダ毛のないキレイな肌が手に入りますよ。
肌が弱い方や、とにかく痛みが心配という方は、まずは痛みが少ない光脱毛を試してみてはいかがでしょうか。
ワキや腕など部分脱毛の体験を実施しているサロンや、脱毛機のテスト照射をしてくれるサロンもありますので、気になる方はチャレンジしてみてくださいね。
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